朝茅場町の駅について呆然と改札にさしかかったところでいきなり後ろから声をかけられる。見れば同期入社のS氏でないか。勤務地が違うのでここ何年か会ってなかったのに。で、挨拶をかわす間もなく金を貸してくれという(^^; うっかり乗り越し清算をする小銭すら持たずに電車に乗ったとか。ひとまず千円札を渡して、すぐそばの銀行で返してもらう。私の向かうオフィスの1フロア下で打合せをすることになっているそうなので、そのまま話しながらビルまで歩く。しばらく会わなかったけど、相変わらず自然に愉快な人だ。
駐屯地で腹を切れとは言いませぬ(意味不明)
(前回までのあらすじ)
ある大臣が王国内の職人を辺境の属国に移住させると言い出したので王様もギルドもびっくり。ギルドの力の強いこの国では、大臣からギルド宛に同意を求める書状が届きます。今までの多くは形式的な手続きだったのに、今回は「職人の全員が大臣の説明を聞き、納得して辺境行きを志願している」という文言が問題になりました。職人たちが大臣の演説を聞かされたものの、その演説はなんで移住しなきゃいけないのかについて全然理解できるものではなかったことが知られていたからです。ギルドの幹部は、慣例に逆らって同意しないことを考え始めました。
一方、王様と重臣たちの会議でも大臣の挙げた2つの理由が問題になっていました。「属国には職人たちの待遇を良くする準備が整っている」…じゃあ王様と本国にはできないというのか? 「属国の職人のレベルを引き上げるのに本国の職人たちが必要である」…でも属国の職人の5倍の人数を移住させる必要があるのか? この計画は考え直したほうがよいのではないか?
ところが、どちらの結論もまだ出ていないうちに属国で王位継承問題が持ち上がってしまい、移住計画はあいまいな状態のまま取り下げられてしまいました。
_ 今後の展開(シノプシス)
大臣はまだあきらめていない。「前回は大規模で拙速だったのがまずかった。今度は少しずつ長期間かけて送り込む手もある」
一方的な演説を聞かせ、「対話し、納得して志願」と公式に記録する目的の大臣主催の会合の日取りは決まっている。
主人公の選択肢とその結果の方向性は;
あははははは。
足軽と城主と幕府と国替えとかいう話も聞いたことがありますね。