うちの子供たちの場合、風呂で身体を洗う順番は服を脱いで風呂場に入ってきた順番に連動し、それはその前にトイレに入る順番で決まる。というわけで、風呂に入るよーというとトイレ争いが始まる。でも2歳児のトイレは手間と時間がかかるので、4歳児が先に入ってくれたほうが効率がいいというのが親の本音。
今夜は一歩後れを取った4歳児が慌てたあまりにこける。そこでとっさに先行した2歳児を呼び戻し
「お兄ちゃん転んじゃった。痛いの痛いの飛んでけ、してあげよう」
「いたいのいたいのとんでけー!」
素直な2歳児がうまくのってくれたおかげで4歳児も転んだのを忘れて嬉しそう。次は「ありがとー」と2歳児を抱きしめて褒め称え、2歳児が上機嫌になっている裏で4歳児に「早くトイレいっといで」とささやく。
思惑通り4歳児から風呂に入ってきてめでたしめでたし。